令和2年7月11日
関係各位
関東高等学校アメリカンフットボール連盟
会長 萩原 聡
関東高等学校アメリカンフットボール練習再開に関して
時下、ますますご清祥のことと存じます。
新型コロナウイルス感染症拡大により、活動を自粛していた部活動も段階的に行えることになりました。政府が提唱する「新しい生活様式」に準拠した活動を心掛けながら安全に競技を再開できるよう各校顧問、スタッフ、選手が日常生活全体を見直していく必要があります。高校生のアメリカンフットボールが安全に開催できるよう下記ガイドラインを周知しながら活動を再開してまいります。また、各学校、地域によっては状況が異なりますので工夫しながら活動していく予定です。
練習の各段階に関しては、日本アメリカンフットボール協会と連携を図り、各校で安全対策、感染症対策を励行してまいります。
何卒、保護者、関係の皆様のご理解ご協力を賜りますようお願いいたします。
記
1 基本的な考え方
- 各校の生徒、顧問、指導者が感染症対策を徹底したうえで実施する。
- 生徒の体力・健康状態を把握し実施内容と方法を工夫する。
- 使用する用具は消毒し、生徒間での使いまわしをしない。
- 更衣室や部室は、定期的に換気するとともに、小グループに分け短時間使用する。
- 練習は、各都府県教育委員会の方針に準じて、生徒の安全を最優先に考え段階的に実施する。
- 第一学年の参加に関しては、参加開始の時期を各校で検討する。
- 部活動の活動内容及び計画について生徒、保護者に周知し理解を得る。
- 顧問は生徒の健康観察を行い、生徒自らに体調管理を確実に実施させる。
- 生徒の安全確保の観点から、適宜活動内容の見直しを行う。
2 練習の再開と段階的な活動
- 各都府県の教育委員会の「部活動の在り方に関する方針」を遵守する。
- 段階的に他校との活動を可とする。(フェーズ5)8月以降
- 郊外での活動を可とする。その際、必ず保護者の同意を得る。8月以降
- コンタクトを行う場合は、飛沫防止用のシールドを着用する。
- ゲーム、全体練習を行う際は、生徒の安全に配慮し十分段階を踏まえ行う。
- マネージャーについては、マスク及びビニール製の手袋等を着用し感染症対策をする。
- マネージャーは、飛沫する笛の使用を控える。
※シールドの定義
フェイスシールドに関しては、高校生の安全を確保するうえで、飛沫防止の観点から今回は目の部分と口元を覆うものが望ましい。ただし、アイシールドについては、高温多湿化等の状況と雨天時の視界の不良を考慮し着用しなくてもよい。
マウスシールドは飛沫防止の効果から必ず着用する。
8月から行われるフルコンタクト練習の際は、熱中症防止に努めるとともに、生徒の安全を第一に実施する。
大会での着用の詳細に関しては今後社会情勢を見ながら判断し変更することもある。
※シールドは、まだ販売されておりませんので各校で工夫して飛沫防止に努める。(
日本協会HP参照・熱中症対策を含)
以後、シールドとして表現する。
【練習計画例】※各地区各校の状況に応じて活動する。
◆6月 基本練習・個人練習期 週2回程度 運動強度弱 2時間
◆7月 運動強度移行期 パート練習・スケルトン・マンツーマン
コンタクト禁止 器具を使用したヒット 週4回程度 2時間
◆8月 通常練習再開期 週5回 3時間程度
コンタクト・フルタックル可 (シールド必須)
◆9月 試合準備期 週5回程度
対外試合・スクリメージ・合同練習等 (シールド必須)
1/3 (2/3へ続く)